入試の社会は地歴公民バランスよく

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    塾長の鈴木です。

     

    今週は、2020年度入試の学力検査について、分析しています。

    最終科目は、社会です。過去2年間の平均点がかなり低かった社会。

    2020年の結果はどうだったのでしょうか。

     

    2020年度入試の詳細な結果については、

    神奈川県教育委員会から発表されています。

    こちらの資料をぜひ参考にしてください。

    http://www.pref.kanagawa.jp/documents/46164/r02gakuryokukensakekka.pdf

     

     

    2020年度 社会(平均点は受検者平均)

    設問

    出題内容

    設問数

    配点

    平均点

    問1

    世界の地理

    3

    12

    5.75

    問2

    日本の地理

    4

    14

    7.68

    問3

    江戸時代までの歴史

    5

    15

    9.16

    問4

    明治時代以降の歴史

    5

    14

    7.79

    問5

    経済

    5

    14

    10.07

    問6

    政治

    5

    14

    5.03

    問7

    3分野融合

    4

    17

    9.15

     

     

    31

    100

    54.61

     

    今まで設問数が6問で構成されていましたが、

    今年は地・歴・公民の融合問題として、問7が新設されました。

    また、問5と問6の分野が入れ替わるなど、

    5教科の中では最も変化のある科目でした。

     

    合格者平均点は、2018年41.8点、2019年42.5点、2020年58.2点。

    過去2年間、5教科の中で一番平均点が低かった社会ですが、

    今年は昨年に比べて、大幅に16点ほど上がりました。

     

     

    設問数と配点の特徴

    ・地理分野問26点、歴史分野29点、公民分野28点、融合分野17点。

    ・新設の問7は、融合問題だが分野の分類が判断しやすく、それほど難しくはない。

    ・昨年までの紛らわしい選択肢問題が少なくなって、取り組みやすくなった。

     

     

    問題内容と正答率

    正答率が高い設問

    ・問5イ 公民 95.4%

    ・問5ア 公民 94.1%

    ・問6ア 公民 84.0%

    ・問6ウ鵝仝民 77.9%

     

    正答率が低い設問

    ・問6ウ 公民 18.1%

    ・問1ア 地理 27.1%

    ・問4ウ 歴史 36.5%

    ・問7エ 融合 38.4%

    ・問3ア 歴史 48.0%

    ・問1イ 地理 49.6%

     

    正答率を分析すると、

    正答率40%未満は4問、40%〜60%未満は13問

    60%〜80%未満は11問、80%以上は3問

    問5の公民は、比較的正答率が高かったです。

     

    複数の資料を読み取りながら解答する問題は多いですが、

    過去に出題されたような「紛らわしい選択肢」が大きく緩和され、

    知識を深く理解して変換する必要が小さくなりました。

     

     

    今後の対策
    ・忘れがちな地理・歴史の基礎的な知識を早めに復習しておくこと。

    ・資料やグラフを読み取る問題が多いので、選択肢を含めて深く理解しながら解くこと。

    ・新傾向の地理・歴史・公民の融合問題は、互いの分野を関連させながら解くこと。

     

    今年は、紛らわしい選択肢が少なくなり、だいぶ解きやすくなりました。

    ですが、一問一答的な問題はあまり出題されませんので、

    わからない用語を調べる、資料やグラフの関連を理解するなど、

    普段からじっくり取り組むことが、点数アップのポイントになります。

     


    入試の数学は最低40点は取れる

    0

      塾長の鈴木です。

       

      今週は公立高校の入試情報をお伝えしています。

      学力検査の受験順に、英語、国語ときましたので、

      今回は、数学の入試結果です。

       

      2020年度入試の詳細な結果については、

      神奈川県教育委員会から発表されています。

      こちらの資料をぜひ参考にしてください。

      http://www.pref.kanagawa.jp/documents/46164/r02gakuryokukensakekka.pdf

       

       

      2020年度 数学(平均点は受検者平均)

      設問

      出題内容

      設問数

      配点

      平均点

      問1

      基本的な計算問題

      5

      15

      13.85

      問2

      標準的な計算問題

      6

      24

      14.17

      問3

      図形・資料の活用

      4

      23

      8.98

      問4

      関数

      3

      14

      6.24

      問5

      確率

      2

      10

      3.96

      問6

      空間図形

      3

      14

      3.78

       

       

      23

      100

      50.98

       

      大きな設問が問6までとなり、昨年より1問減りました。

      これに伴い、配点や問題の配置に変化が見られました。

      難しかった昨年よりも5点ほど平均点は上がりました。

       

      設問数と配点の特徴

      ・問1・問2の計算問題で39点分

      ・問2の配点が、21点から24点(4点×6問)に増える。

      ・昨年まで問7として出題された図形の証明問題は、問3の単問形式になる。

       

      問2は、典型的な計算問題だけでなく、(ア)連立方程式の応用、

      (カ)円と角の問題などが出題され、少し難しくなりました。

      問3は、目新しい問題として、中1の資料の整理、反比例からの出題がありました。

       

       

      問題内容と正答率

      正答率が比較的高い設問

      ・問1 基本の計算問題 5問中4問が90%越え

      ・問2 ア90.9% イ90.5%

      ・問3 ア93.5%

      ・問4 ア89.0%

       

      正答率が低い設問

      ・問6ウ 0.5%

      ・問4ウ 3.9%

      ・問3ウ 5.1%

      ・問5イ 12.3%

      ・問3エ 20.8%

       

      正答率を分析すると、

      正答率60%未満は12問、80%以上は12問

      毎年のことですが、数学の正答率は二極化することが多いです。

       

      もし正答率80%以上の問題を全て正解できれば、

      全体で40点分は確保できるのです。

      数学が苦手な生徒さんも、あきらめずに40点は目指してください。

       

      今後の対策
      ・問1・問2の計算問題は得点源なので、ケアレスミスをしないこと。

      ・大設問の(ア)は正答率が高い問題が多いので、まずは(ア)を解けるようにする。

      ・問3は目新しい問題が多い。全国の入試問題を繰り返し解いてみる。

       

      数学は、正答率が高い、低いがはっきり出る問題が多い科目です。

      自分の得点源がどの問題なのか、しっかり把握することが大切です。

      まずは、問1・問2の計算分野、大設問の(ア)が解けるようになりましょう。

       


      入試の国語は足を引っ張れない?

      0

        塾長の鈴木です。

         

        いよいよ2020年後半の7月スタートです。

        前回に引き続き、高校入試情報をお届けします。

        今回は、国語の入試結果です。

         

        2020年度入試の詳細な結果については、

        神奈川県教育委員会から発表されています。

        こちらの資料をぜひ参考にしてください。

        http://www.pref.kanagawa.jp/documents/46164/r02gakuryokukensakekka.pdf

         

         

        2020年度 国語(平均点は受検者平均)

        設問

        出題内容

        設問数

        配点

        平均点

        問一

        漢字・助詞・短歌

        10

        20

        15.20

        問二

        古文 約700

        4

        16

        11.10

        問三

        小説文 約3400

        6

        24

        17.60

        問四

        論説文 約3300

        8

        30

        20.33

        問五

        資料を含む会話文

        2

        10

        4.35

         

         

        30

        100

        68.58

         

        問題構成は昨年と変わりませんが、全体の文章量は、

        昨年より600字ほど増えて、約8300字になりました。

        昨年は難しかった国語ですが、今年は平均点が10点ほど上がりました。

         

         

        設問数と配点の特徴

        ・漢字の読み・書き 各2点×8問

        ・古文、小論文、論説文 各4点(論説文は一部2点問題あり)

        ・資料を含む会話文 各5

         

        問一の漢字は、読みは比較的簡単ですが、書きは選択問題で、

        字句の意味や文脈上の使い方に注意する必要がありました。

        問五は例年通りの資料を読み取る問題ですが、

        配点が5点ですので、正答率が高いアは正解したいところです。

         

         

        問題内容と正答率

        正答率が比較的高い設問

        ・問一ア 漢字の読み 4問中3問が90%越え

        ・問一ウ 文法 97.7%

        ・問四ア 論説文 89.8%

        ・問三ウ 小論文 89.1%

        ・問一イd 漢字の選択 80.3% 

         

        正答率が低い設問

        ・問五イ 論述 26.4%

        ・問一イa 漢字の選択 36.3%

        ・問四オ 論説文 45.7%

        ・問一イc 漢字の選択 52.1%

        ・問四キ 論説文 55.8%

         

        正答率を分析すると、

        正答率60%未満は6問、60%〜70%未満は7問、

        70%〜80%未満は10問、80%以上は7問

         

        設問数30問中24問が正答率60%を超える問題でした。

        特に点数が取りやすい設問は、問一と問三になります。

        問三の小説文は読みやすい内容なので、

        全問正解する受験生も多かったと思います。

         

        今後の対策
        ・漢字の読み書きは、意味を考えながら練習すること。

        ・古文は苦手意識を持つ生徒が多いが、コツをつかむと実は点数が取れる問題も多い。

        ・論説文は内容が難しくても、設問の選択肢から答えを判断できることが多い。

        文章中に書いてあることを見つける練習をすること。

         

        国語は、毎年一番平均点が高い科目になります。

        国語で点数を落とすと、差が出てしまう科目でもあります。

        早めに過去問を解いて、傾向をつかんでおきましょう。

         


        入試の英語はリスニングと長文

        0

          塾長の鈴木です。

           

          6月も最終日。学校再開から1か月が過ぎましたね。

          小中学校は、分散登校から通常登校に戻りました。

          生徒の皆さんは、学校生活にも少しずつ慣れてきたようです。

           

          さて、今週も先週に引き続き、高校入試情報をお届けします。

          今回は、公立高校の学力検査の問題形式と配点、正答率など、

          受験科目ごとに分析していきます。

           

          2020年度入試の詳細な結果については、

          神奈川県教育委員会から発表されています。

          こちらの資料をぜひ参考にしてください。

          http://www.pref.kanagawa.jp/documents/46164/r02gakuryokukensakekka.pdf

           

           

          今日は、英語の入試結果をみていきましょう。

           

          2020年度 英語(平均点は受検者平均)

          設問

          出題内容

          設問数

          配点

          平均点

          問1

          リスニング

          7

          21

          12.14

          問2

          単語の書き取り

          3

          6

          3.22

          問3

          適語選択

          4

          12

          7.32

          問4

          語順整序

          4

          16

          8.11

          問5

          英作文

          1

          5

          0.67

          問6

          長文読解(スピーチ)

          3

          15

          7.83

          問7

          資料を含む分の読解

          2

          10

          4.47

          問8

          長文読解(会話文)

          3

          15

          5.38

           

           

          27

          100

          49.13

           

          問題構成は昨年と変わりませんが、読解問題の総語数は、

          昨年より100語以上増えて、1875語になりました。

           

          配点の特徴

          ・リスニング 21点

          ・長文読解 40点

          リスニングと長文読解で、全体の60%を占めています。

           

          リスニングは、放送スピードが前年より

          遅くなって聞き取りやすくなりました。

          難度に差がある問題もありました。

           

          長文読解は、問6のスピーチ形式は、

          比較的に取り組みやすかったです。

          問7は資料を読み取る力、問8は総語数が多いので、

          時間内に選択肢を精査する力が求められました。

           

          問題内容と正答率

          正答率が比較的高い設問

          ・問1 リスニング 7問中4問が70%越え

          ・問3エ 適語選択 79.5%
          ・問3ウ 適語選択 67.5%

          ・問2ウ 単語書き取り 67.2%

          ・問6ア 長文読解 65.2% 

           

          正答率が低い設問

          ・問5 英作文 13.3%

          ・問1アNO3 リスニング 21.1%

          ・問8ア 長文読解 28.1%

          ・問8ウ 長文読解 29.5%

           

          配点と正答率を分析すると、

          比較的に点数が取りやすい設問は、

          問1のリスニング、問3の適語選択、問6の長文読解

          になります。
           

          今後の対策
          ・早い時期から、単語力、基礎文法をしっかり身に付ける。

          ・長文読解はやらず嫌いの生徒が多い。まずは短い長文を日本語に訳してみる。

          ・リスニングは正答率の高い問題が多いので、日頃から英文を聞くようにする。

           

          全体の60%を占める「リスニング」と「長文読解」は、

          練習を積んでいけば得点源になる問題もあります。

          傾向をつかみ、問題に慣れていくことが大切です。

           


          面接点は合否に影響するの?

          0

            塾長の鈴木です。

             

            高校入試情報の第6弾です。

            今回は「面接の得点差について」です。

            まずは、面接の詳細をお話しします。

             

            2013年度入試から、

            全員が学力検査と面接を受験するようになりました。

            公立高校の面接試験は、入試と別日程で実施されます。

             

            面接では、以下を全校共通の観点として評価します。

            1.入学希望の理由

            2.中学校での教科などに対する学習意欲

            3.中学3年間での教科など以外の活動に対する意欲

            さらに、各高校ごとに観点を追加することもできます。

             

            また、面接の参考資料として、

            「面接シート」を事前に提出します。

            このシートの内容は点数化されませんが、

            シートは参考に面接を実施されますので、

            大事な要素にはなります。


             

             

            次に面接点ですが、各学校ごとに100点満点に換算します。

            最近の入試では、学力検査の各教科の得点、面接点が開示されます。

            正確な点数が判明しますので、各高校の面接点の特長が見えてきます。

             

            大きく分けると、3つのタイプに分かれます。

            A 受験者の全員が同じ点数である高校。

            B 点数差が0点〜20点位であまり差がつかない高校。

            C 20点から80点まで分布し点数差が大きい高校。

             

            Aの高校は、少数ですが、全員同じ点数なので面接では全く差がつきません。

            Bの高校は、比較的多く、面接点にはあまり影響はないと考えても良いです。

            Cの高校は、点数差はまちまちで、割と多いです。

            Cの高校を受験する場合は、点数差がつくことを念頭に準備しておくことが大事です。

             

            具体的な高校名は、ここでは掲載できませんが、

            面接点で入試の点数をひっくり返すこともできます。

            面接点の合否の影響は、高校によってだいぶ違うのが現実です。

             


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